…そういうわけで、この一週間ほど、日本から友人が来ていました。
それはそれは楽しくて、喉が嗄れるほどいっぱいしゃべりました。友人がこちらに来る前に「喉から血が出るほどいっぱいしゃべろうねー」と言ってくれていたのだけど、冗談抜きで、しゃべり過ぎで喉から血が出るかと思いました(私今でもガラガラ声です)。相方は「すごいね、よくそれだけしゃべることがあるよね」とクールに言い放っていましたが、そういう相方も、仕事上の問題があったとかで同僚と女子高生のように携帯でしゃべりまくっていたから、人のことは言えないはず。ぶふふ。
で、この友人はトルコ3回目なので主な観光地は行きつくしていました。
今回はどこに行きたい?という問いに対して「イスタンブルの街をぶらぶらして、カフェでお茶して、いっぱい写真撮りたい」という答えが返ってきたので、この一週間、二人でイスタンブルをいっぱい練り歩いて写真をいっぱい撮りました。友人のカメラは一眼レフでかっちょ良く、しかも彼女は仕事上(フリーのライターさん)、カメラマンさんと一緒に仕事することが多く、とっても写真上手。で、私も彼女と一緒に「いち観光客」としてイスタンブルをぶらぶらし、写真を撮ってみました(こちらはただのデジカメ)。普段の、生活に追われた「主婦」という立場をちょっと脇に置いて、改めて新鮮な気持ちで街を散策してみると、イスタンブルってなかなか面白いですね。
友人と一緒に回ったイスタンブル散策を思い出に残しておく意味も込めて、何回かに分けてイスタンブル散策という題で日記を書いてみようかと思います。
…と、こんな仰々しいタイトルをつけておきながら、一日目は超観光スポット、「グランドバザール」です。
グランドバザールって、かつては「観光地」の枠を出るものではなく、従って本当にかわいいもの、素敵な雑貨的なものとは無縁な感じだったのですが、最近、ちと違います。
かわいいカフェとか、フェルト雑貨とか、ロハス系を意識したハマムグッズなどのショップも増え、とりあえず冷やかしに練り歩くのも前よりちょっぴり楽しさが増したかんじ。だけど値段の高さを考えると(こちらに住む者としては、そういう雑貨の一般価格が分かっているので)、あくまで「冷やかし」なんだけどね。
私たち、まずグランドバザールに入る直前にある大衆食堂的な場所でごはんを食しました(花より団子)。
こちら、ロカンタ名は「Bahar」(春)で、トラムとか駐車場から行くとグランドバザール入口に行く直前左手の路地奥にあります。観光客は少なく、むしろグランドバザールで働いている人たちが昼食を取りに来るところです。でも一般的なトルコの家庭料理をいただくにはおいしくていい場所です。ここでおいしかったのは
ハムシ・ピラウ(ヒトクチイワシご飯)と
マトン肉詰めナス料理(ひき肉じゃなかった)、そして
カボチャデザート!うーん、これ美味でした(店内薄暗く、写真が鮮明じゃないです)。
腹ごしらえがすんだところでグランドバザール内へ。
え?何の写真だか分からないって?(焦点はどこ)確かに。私にも分からない…。
グランドバザールにはこういう「ランプ屋さん」がすごく増えていました。
こんな風にバックが真っ赤だとランプが映えますねー。
しかし、売っているものが同じで商品の陳列具合もそっくりな店が多いので、いったい自分が今どこを歩いているのやら?分からなくなることしばしば。
あ、でもこの店は可愛かった。古いおもちゃのアンティーク店。
そしてイスタンブル名物、招き猫ならぬ、客引き猫。
かわいいですね。
あ、いっぱい写真撮った、という割には、グランドバザールの写真は以上です。
おしゃべりに夢中で、意外と撮れてないですね。まあ、いいか!楽しかった思い出ということで(テキトー)。
で、今回の私の戦利品はこちらです。
香水入れ、又は(アルコール)ランプです。
一個だけだとそうでもないですが…
いくつか並べるとよりかわいく見えます。
日本の女の子達みたいですね(え?違う?)
使用例(バス&トイレルーム)↓